水いぼとは ~水いぼの実態と感染中に保育園やプール教室から求められた対応について~

こんにちは。なすママ!です。

先月、次男が水いぼになりました。気づいた時には脇のあたりを中心に20個もできてしまっていました。皮膚科で治療を開始し、1か月がたちましたが、まだ完全には治っていません。

今回は、そんな水いぼについて、自身で調べたことや主治医に教えて頂いたことを中心にまとめてみました。

水いぼとは

水いぼとは、その名の通り、中に水が入ったように見える湿疹で、顔、体幹、手、足等体のいたるところにできます。湿疹は光沢のある、真珠のような白からピンク色をしており、直径は2~5mm程度です。いぼができる以外は、ほぼ無症状ですが、脇や股に集まってできるとかゆみが出る場合があります。水いぼの正式名称は『伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)』です。原因はポックスウイルスです。水いぼの伝染力はそれほど強いものではありませんが、ヒトからヒトに接触感染でうつります。また、直接患部に触れなくてても、タオルや衣服などを介してうつったり、患部を触った手で触れたものを介して周りに広がったりします。

皮膚に感染といっても、ウイルスが皮膚に付着すると、すぐにイボになるわけではありません。皮膚に付着したウイルスは、真皮という角質より深い部分まで潜り込み、そこの細胞に感染します。感染した真皮の細胞は風船のように膨らみ、膨らんだ状態で細胞分裂を繰り返して増えていきます。このような細胞が集まることで、その部分がプックリと膨らみ、表面からは水が入っているように見えます。水ぼうそうの場合は、実際に中に水が溜まっていますが、水いぼの場合はそう見えるだけで、実際に水が入っているわけではありません。

水いぼができやすい年齢

子供は水いぼになりやすいとされていますが、特に以下に該当する場合は注意が必要です。

①7歳以下の子供
② アトピー性皮膚炎の子供
③ 乾燥肌の子供

7歳以下の子供や赤ちゃんが水いぼになりやすいのは、皮膚のバリア機能が未熟なためです。免疫力も弱いため、ウイルスに感染しやすく、広がりやすいです。アトピー性皮膚炎や乾燥肌の子が水いぼに感染しやすいのも同じ理由からです。

アトピー性皮膚炎の子は、湿疹をかくのと一緒に水いぼもかいてしまいがちなので、水いぼが全身に広がりやすいとされています。

水いぼの治療法

水いぼは、免疫不全などの疾患がなければ、例え体の他の部位に広がってもしまっても、6ヶ月~3年の間に自然治癒します。期間に幅があるのは、自己免疫力の強さには個人差があるため、治癒にかかる時間が異なるからです。そのため、必ずしも病院での治療が必要な病気ではありません。しかし、人への感染が心配な場合や、体の他の部位に 広がるのを防ぎたい場合、現在の患部の見た目が気になる場合などには、病院で治療を行います。また、水いぼは大きいものほど跡が残りやすいといわれているので、水いぼの状態によっては、治癒後も跡が残ってしまうことがあります。

治療する場合は、ウイルスに感染した皮膚の細胞を取り除くために以下のような方法がとられます。

①刺抜き用ピンセットでつぶす
②液体窒素で水いぼの部分を凍結させる

これらの治療法は、当然ですが、痛みを伴います。治療時には患部(できた水イボ)をすべて取り除く必要があります。鶏の腰があると、その残った水いぼからまた皮膚感染が広がってしまいます。

内科的な治療としては、漢方薬の服薬があります。よく使われるのはヨクイニンという生薬です。しかし、1回に飲まなければならない量が多く、治るまで時間がかかるうえ、効果は人それぞれ、つまりあまり効果が実感できない場合もあります。

水いぼの見解

学校保健法での水いぼの扱いは、「通常登園・登校停止の措置は必要ないと考えられる伝染病」に分類されています。また、『原則として、プールを禁止する必要はありません。しかし、二次感染のある場合は禁止とします。多数の発疹のある者はプールでビート板や浮き輪の共有をさける。』となっています。

日本臨床皮膚科学会は『幼児・小児によく生じ、放っておいても自然に治ってしまうこともありますが、それまでには長期間を要するため、周囲の小児に伝染することを考慮して、治療します。プールなどの肌の触れ合う場ではタオルや水着、またプールのビート板や浮き輪の共用を控えるなどの考慮が必要です。この疾患のために学校を休む必要はありません。』としています。

次男のかかった皮膚科の先生からは、『保育園への登園、プール教室への参加は通常通り行ってもらって問題ないです。しかし、保育園や教室には、水イボができたことを報告し、そちらでの対応マニュアルがあるかと思いますので、そちらに従っていただくのがよいと思います。』とのお話を頂きました。

次男の通っている保育園に水いぼに感染したことを報告しましたが、特別な対応は求められませんでした。

次男の通っているプール教室からは、『医師からプール許可が出ていれば問題ない。医師の指示に従って引き続き治療を継続されて下さい。』との返答があったのみで、特別な対応は親サイドには求められず、プール教室にも通常通り参加ことができました。

最後に

今回は水イボの病態、好発年齢、治療法、各部署における水イボの見解についてまとめさせて頂きました。

この情報が、皆様の水イボの治療に役立って頂ければ幸いです。

また、治療に関しては、それぞれメリット、デメリットがあるため、よく考えて頂いた上で選択して頂くことをおすすめします。水イボの治療は、同じ皮膚科医の中でも、見解が分かれるそうです。なので、自身の治療方針に合わない治療を勧められた際は、他の病院を受診することも一つの手だと思います。

今回の記事は以上になります。最後までご覧下さり、ありがとうございました(^^)

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