クループ症候群と入院

こんにちは。なすママ!です。

今日はクループ症候群について書きたいと思います。

私は、次男が 生後10か月の時、初めてこの名前を聞きました。

これまでに、長男は2回、次男は4回、この診断を受けました。そのうちは2回(次男が10か月と2歳の時)は症状が特にひどくなってしまい、救急医療センター経由で緊急入院になりました。ちなみにもうすぐ1歳6か月になる三男はまだこの症状を経験しておりません。

これまで、対処してきた6回の経験をもとに、重症化するとけっこう怖いこの症状についてまとめていきたいと思います。

クループ症候群とは

クループ症候群とはウイルス等が原因の感染症などによって引き起こされるある特徴的な症状の総称です。

診断方法

症状が軽度の場合は、せきの音や呼吸音によって判断します。
症状が重症の場合や典型的なクループではない場合(原因がウイルスでない等)には、診断のために血液検査やレントゲン検査を行なうこともあります。クループでの特徴は、声門の下が狭くなるため、レントゲン撮影をする場合は、声門下に焦点を当てて、撮影します。

症状

発熱、鼻水、声がかれる嗄声(させい)、高いキューキュー音のなる吸気性喘鳴(ぜんめい)という息を吸う時に聞こえる異常音、そして「ケンケンケン」と、まるで動物が鳴いているかのような犬吠様咳嗽(けんぼうようがいそう)と呼ばれる咳をすることが特徴です。厳密には、感染症だけではなく、アレルギー反応もその原因になることがあるといわれていますが、ほとんどは感染症によるものと考えられています。一般的な原因菌は、エンテロウイルス・インフルエンザウイルス・RSウイルス・ヒトメタニューモウイルスです。インフルエンザウイルスによるクループは、特に症状が重く、幅広い年齢の小児に起こります。ちなみに、次男が重症化した際の原因菌は2回ともRSウイルスでした。
上にあげたような症状が現れる原因は、のどにあります。気道の内側、特に喉頭のすぐ下が腫れてしまうことが原因です。気道が腫れてしまうと呼吸困難を起こすことがあり、特に息を吸い込むときに顕著になります。乳幼児はもともと気道が細いため、軽度の炎症でも、クループの症状が容易に現れます。これらの症状はいずれも、夜中に悪化する傾向あります。朝には症状が軽快しますが、夜になるとまた悪化します。病状が進行すると、安静時でも症状が起こるようになり、陥没呼吸や肩呼吸と呼ばれる呼吸不全の兆候をみせることもあります。症状が特にひどい期間は通常3~4日間程度で、その後せきは残るものの、響きは緩やかなものになります。こうなると逆に、感染が胸に広がったのではないかと心配になりますが、これはクループが治まっていく際の普通の経過です。予後は悪くないことが多いですが、ごく稀に、炎症などにより、気道がふさがれ、命に係わるほど症状が重症化してしまうこともあります。
また、乳幼児がクループ特有の呼吸をしている場合は急激に症状が悪化することがあるため、すぐに医療機関を受診する必要があります。

発症しやすい年齢

気道が細くて狭く、喉の構造も未発達である、生後6カ月~3歳に多くみられます。

治療

症状が軽ければ自宅療養となり、通常は3~4日を目安に回復します。楽な格好にさせ、水分を十分与え、疲れたり泣いたりすると症状が悪化するため、安静にさせます。室内の湿度を上げる機器(冷たい霧の出る装置や加湿器など)を使うと上気道の乾燥を防ぐことができ、呼吸が楽になります。冷たい夜の空気を吸わせるために屋外に連れて行ったり、台所で冷凍庫の空気を吸わせたりすることでも、気道が大きく開く可能性があります。
症状の重い場合は、症状の悪化を食い止めるためにコルチコステロイドの単回投与が勧められることが多いです。呼吸困難の悪化や持続、心拍数の上昇、疲労、脱水、または皮膚の青白い変化がみられる場合は、酸素の吸入と静脈内輸液が必要です。通常はネブライザーでアドレナリンを吸入させ、経口または注射でコルチコステロイドを投与します。これらの薬剤は、気道の腫れた組織を元通りにするのを助けます。このような治療で症状が改善すればそのまま帰宅できることもありますが、非常に状態が悪い場合は入院を継続します。抗菌薬を使うのは、クループと細菌感染症を併発したまれな状況に限られます。まれに、人工呼吸器が必要になります。

クループ症候群と保育園

クループ症候群はあくまで症状の一つなので、その原因になっている感染症の状態で保育園の再開時期が判断されます。原因となっている感染症が出席停止措置の対象に含まれている場合には、それに従います。原因が単なる風邪である場合には、いつから行って良いのか、医師の判断を仰ぐのもよいかと思います。

最後に

予後は比較的良好ですが、重症化すると命にもかかわるクループ症候群。特徴的な症状をしっかり把握し、受診のタイミングを見誤らないようにして下さい。特に小さい子供は、症状の悪化が早いです。次男が初めてクループ症候群が原因で入院した際には、医師の診察を受けている最中に、ものの数分で98%あった酸素の値(SpO2)が86%まで低下してしまいました。夜間遅くの急変でしたが、幸いなことに、救急外来受診中の急変だったため、すぐに入院できる医療機関に搬送して頂くことができました。しかし、私自身、入院することになるとは考えもしてなかったため、状況についていけず、かなり焦ってしまったことを覚えています。ちなみに入院期間は2週間弱でした。2回目の入院までの流れは、まず、症状が出始めた夕方、かかりつけ医が開業している時間帯でしたのでかかりつけ医師を受診しました。そこでRSウイルスに感染しており、クループ症候群を起こしていると診断されました。その際に吸入の処置をしていただき症状が一旦落ち着いたため、自宅で様子を見ることになりました。吸入器を貸し出して頂き、自宅で決められた時間帯に吸入するように薬も処方されました。その晩は自宅で過ごすことができました。無事に朝を迎え、日中は咳はするものの、呼吸も苦しそうではなく、機嫌よく過ごして食事もとることができました。しかし夕方からまた症状が出始め、陥没呼吸と言ってみぞおちのあたりがベコベコへこむ呼吸をするようになりました。吸入をしても改善しなかったため、救急外来を受診しました。そこでも2回続けて吸入を行ったのですが、症状がほとんど改善しなかったため、緊急入院となりました。入院時の酸素の値は95%とそれほど悪くなかったのですが、入院後徐々に低下し、翌朝には酸素を外すと80%まで低下してしまうまで症状が悪化しました。最終的にはシーパップという人工呼吸器の機械を鼻につけて、圧力をかけて酸素を投与するの運びとなりました。入院した日から3日ほどかけてどんどん症状は悪化しましたが、それを過ぎたあたりから、シーパップが取れ、酸素マスクになり、酸素マスクが酸素チューブになり、薬が減り、点滴が外れ、日に日によくなっていってくれました。その少し前に、次男は喘息の診断も受けていたため、薬の調整などもあり、入院期間は丁度2週間でした。
クループ症候群は、加湿や安静、こまめな水分補給、処方薬による対処療法等で、軽快することが多い症状ですが、こういったケースもあるため、とにかく、クループ症候群の症状が出たときは、早期受診、これに尽きると思います。

今回の記事は以上になります。最期まで読んで下さりありがとうございました(^^)

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