こんにちは。なすママ!です。
今日は、どの家庭にも必ずある、キッチンの必需品、スポンジについて書きたいと思います。
スポンジは、洗剤をつけて使うため、衛生的な印象があります。しかし、食べカスなどの汚れが残り、湿ったまま放置すると、あっという間に細菌が増殖してしまいます。スポンジが家庭内で「最も活性細菌が多い場所」であり、その量はトイレよりも多いと断定している研究者もいるほどです。とはいえ、その菌の多くは人の皮膚についている常在菌だそうで、深刻な免疫障害をもつ人でなければ、人体に悪影響を及ぼすものは、ほとんどないようです。必要以上に怖がる必要はないそうですが、時には食中毒を起こすような菌も混じってしまっていることもあるので、日々のお手入れはとても大切です。
そんなスポンジの正しいお手入れ方法。みなさんはご存じですか?
私なりにいろいろと調べてみたのでよかったら参考にしてみて下さい。
目次
スポンジのNGお手入れ
まずはついついやりがちなスポンジのNGお手入れの方法を理由と共に説明していきたいと思います。
1)スポンジを煮沸消毒する
多くのスポンジの耐熱温度は90℃です。熱湯をかけて除菌するのはいいのですが、グラグラと煮沸するとスポンジの温度が100℃に達してしまうと、スポンジが溶けたり、変形してしまい、劣化の原因になってしまいます。
2)漂白剤につける
漂白剤は除菌効果はあるものの、繊維を溶かしてしまい、スポンジの劣化を早めてしまいます。特に、塩素系漂白剤はよくありません。
3)食洗機にかける
食洗機でスポンジを洗うと、強い水流の影響で、劣化を早める原因になります。特に乾燥機能のついた食洗機に入れるのは、よくないそうで、スポンジがヒーターに接触して火事を引き起こす可能性もあります。
4)レンジで加熱する
レンジ加熱できるのは、耐熱温度が140℃以上のものです。多くのスポンジは90℃までしか対応していないため、スポンジが変形したり、劣化したりする原因になります。
5)日光にあてながらかわかす
スポンジの素材は紫外線に弱いため、劣化を早める原因になります。風通しがよく、直射日光の当たらない場所で保管するのがよいです。
6)選択ばさみでつまんで干す
洗濯ばさみでつまんだ部分が乾かず、その部分に雑菌が繁殖したり、スポンジがのびて劣化しやすくなります。
7)熱湯をかけそのまま放置する
スポンジの除菌には、75~90℃の熱湯をかけるのがおすすめですが、そのまま放置するのはよくないです。細菌繁殖しやすい温度帯の20~37℃まで下がってしまうため、即、水で冷やすことが大切です。
正しいお手入れ方法
それではスポンジの正しいお手入れ方法について説明していきます。
基本は、スポンジを使ったら目に見える汚れを取り、食器用洗剤を泡立て、洗剤を水で洗い流し、しっかりしぼって、できるだけ水分を落としてからスポンジケースで保管するです。これを守って、スポンジが劣化する前に交換していれば、特別なお手入れは必要ないそうです。
しかし、食中毒が流行る季節や生肉や生魚を切ったまな板を洗った後など、雑菌が気になる場合がありますよね。その時は、以下の除菌法を実践してみて下さい。
①耐熱容器にスポンジを入れ、やかんで沸かした熱湯を全体にゆっくりとかける。
(スポンジ全体を75~90℃以上の湯に1分以上さらす)
②すぐに水でをかけて冷ます。
③水気をしっかりきって風通しのよい日陰で保管する。
おまけ
最後に、私の使っているおすすめのスポンジを2つ紹介したいと思います。
1) ダスキンスポンジ
清掃会社ダスキンブランドのスポンジです。無機系抗菌剤使用。スポンジ部分は大き目の網目で泡立ちやすく乾きやすくなっています。
一番の特長は耐久性です。毎日使い続けても型崩れもなく泡立ちも変わりません。むしろ使えば使うほど手になじみ新しい物に交換するタイミングをなくしてしまいそうなほどです。
2) 亀の子スポンジ
元祖亀の子束子の西尾商店さんのキッチンスポンジです。スポンジ全体に抗菌作用のある銅が練りこまれています。スポンジ部分は大き目の網目で乾きやすくなっています。とても軽くて手になじみます。空気が良く入るので泡立ちもよく、たくさんの石鹸の泡で食器を洗うことができます。
まとめ
キッチンスポンジの衛生対策の、基本はしっかり洗い、風通しのよいところで乾かすことと、劣化する前に交換することです。汚れに応じて、熱湯と冷水による除菌を取り入れてみてください。
毎日のお手入れは大変てすが、自分のお気に入りの一品を見つけて、楽しくスポンジの管理をしてみてください。
今回の記事は以上になります。最後までご覧下さり、ありがとうございました(^^)